くたくたの足を何とか引きずって現れたのは行き止まりだったがむしゃらに走ってきた道を振り返る引き返そう僕が間違えた場所まで逆浮きに駆け巡っていく僕がかつて見た景色夜空に海びらが舞うような出会いも真昼の日のように居場所を失くした時も俯いて見落としてたのはこんな景色だった目が眩む太陽に向かって走り続けてきたつもりだった強い光に包まれるのに音に迷った太陽との距離は近づかないまま逆浮きに駆け巡っていく僕のかつての思い出逆光で見えなかったものが照らし出されていく千光年先の恋が終わりを告げるように目が眩む見落としてたのはこんな景色だった*・*・* 初音ミク幾千の日を戻ってきた僕が見落とした景色やっぱり引き返そうあれは行き止まりじゃなくてきっと逆浮きに駆け巡っていく僕がかつて見た景色夜空に花びらが舞うような出会いも真昼の月みたいに居場所を失くしたときも僕の人生は何もかもが素晴らしかったたどり着いたあの日僕が立ち止まった壁に耳を当てて目を閉じてみたやっぱり聞こえるこれから出会う思い出の音がさてどうやって掃除に行こうか